男性保育士、父になる

男性保育士が働く中で感じること、そして新たな命を迎える1人の新米パパとしての奮闘の記録です。

男性の育休取得

この度、産後から一ヶ月ほど育児休暇を取得することになりました!

 

というのも、お互いの実家が遠方にあり、産後の育児をサポートできる環境が無かったことが決断の理由となりました。

里帰り出産という選択肢もあったんですが、僕がどうしても立会い出産がよく、更には産後数ヶ月子どもと離れることも考えられませんでした。

 

育児休暇を取得することを、自分の中で決めたのが今年の3月。すぐに役所の人事課に行き相談をしました。

話を聞くと、やはり男性の育休取得率はかなり低いものでした。

更には、市内の男性保育士が今までに育休を取得した前例はありませんでした。

 

いやぁ、これだけ男性の育児参加が言われている時代で、それを身をもって実践して行くべき公務員ですらこの現実なんです。

まぁ、様々な家庭の事情があり各々がその必要の有無を決めますので、そこを否定はしませんが…

 

 

 

役所で話を聞いた後、園長に育休取得の意思を伝えました。

職場に伝えるにあたり、不安はかなりありました。

どこまで理解が得られるのだろうか。

その必要性の是非を問われないか等…

 

 

園長の反応は、「私も進めようと思ってたのよ!」

なんとも拍子抜けな、ですが本当に心が軽くなった一言でした。

 

そこから、徐々に周囲の保育士にも伝えていきましたが、どの方も肯定的に捉えて下さり、寧ろ温かい言葉を沢山かけて頂きました(^^)

 

出産予定日が9月中旬。

せっかくの機会なので、家族で過ごす時間を大切に、しっかりと家事と育児を行いたいと思っています。

 

 

 

ピアノが弾けないと保育士になれないのか?

皆さんはどう思いますか?

 

 

これから保育士を目指す皆さんの中には、「ピアノが苦手だ」なんて方もいるのではないでしょうか。

 

私も大の苦手です(ーー;) 

しかし、私の働く園では月の歌、季節ならではの行事の歌、発表会に音楽会、リトミックなどなど…

ピアノのオンパレードですね。

私の場合は一曲弾けるようになるまで、初見の童謡だと2時間程、発表会で弾くような曲だと何ヶ月もかかったりします。

これでも上達したんですよー💦

そんな私もこれまでピアノと向き合ってきて、変わったことがあります。それは「嫌い」が「嫌いじゃない」になったことです!!

これはデカい!

日々の練習が昔ほど苦にならなくなりました。

これは子どもたちからのプレゼントだと思うんです。

 

一生懸命に練習した曲に合わせて子どもたちが歌います。

拙い伴奏です。途中で止まることもありました。しかし、その過程も子どもたちはちゃんと聴いてるんです。

 

年長児を担任していた時のことです。

発表会を控えたある日、

歌い終わった子どもたちに

「みんな、綺麗な声だったよ。

先生ピアノ弾いてて楽しくなっちゃった!」

と私が言うと1人の子が

「先生もピアノ上手になったね!」

それに続いて「初めは止まってたもんね!」

「いっぱい練習したからじゃない?」

子どもたちから沢山の感想を頂きました(笑)

その時私は初めて、ピアノが苦手な自分を肯定的に捉えてあげられたんです。

 

先生でも失敗するだよ!

苦手なことや失敗することは悪いことじゃないんだよ?

努力すると、ほら少し変わってきたでしょ?

そんな姿を身をもって子どもたちに伝えられるんです。

 

ピアノが弾けないと保育ができないか?

 

答えはノーだと思います。

しかし、ピアノが弾けることでより、保育が豊かになり、幅が広がることは間違いないと思います。

 

 

 

 

 

 

はじめに

まずは自己紹介。

私は現在公立の保育園に勤める男性保育士で、

プライベートでは昨年に結婚し、

今年9月に長女が誕生予定です。

このブログを開設した目的は、

一つ

男性保育士の、というより保育士という仕事を少しでも皆さんに知って頂きたい。

一つ

これから保育士を目指す方の、特に男性保育士を目指す方の参考になれれば。

一つ

これから父になる自分の奮闘の記録をつけたい!

以上3つに沿った内容を日々発信していきます。